コラム

白衣の下、何着てる?|薬剤師が選ぶ快適インナー&季節別コーデ術

清潔感が求められる薬剤師の服装。
白衣の外見は同じでも、「白衣の下に何を着るか?」は人それぞれです。
とくに、調剤薬局や病院、ドラッグストアなどで働く薬剤師にとっては、動きやすさ・通気性・肌触り・汗対策など、季節や職場環境に合わせたインナー選びが欠かせません。
また、派遣薬剤師やパート薬剤師として複数の職場を掛け持ちしている人にとっても、服装の調整力は“仕事のしやすさ”に直結します。
今回は、薬剤師が知っておきたい「快適な白衣インナー選びと季節別の着こなし術」を、現場の声も交えてご紹介します!

白衣の下、何を着れば正解?選び方の基本

白衣の下に着るインナーは、「見えてもOK」かつ「動きやすい」ことが基本条件。
でも、薬剤師の仕事は立ち作業も多く、空調や湿度にも影響されるため、体温調整できるレイヤー使いが理想です。

インナー選びのチェックポイント

  1. 透けにくい色(白やベージュ)
  2. 汗を吸って乾きやすい素材(吸汗速乾・綿混など)
  3. 動きやすいストレッチ素材
  4. 重ね着してもゴワつかない薄手生地
  5. 職場のドレスコード(制服支給/私服白衣/靴下指定など)を確認

薬剤師は“医療従事者”として見られる仕事。見た目も清潔感・誠実さが求められます。
派手すぎず、清楚で機能的な服装が基本とされる理由ですね。

春・秋のおすすめインナー&重ね着テク

春と秋は寒暖差があり、服装に悩む季節。
特に調剤室は外気の影響を受けにくく、昼と夜で体感温度が大きく変わることもあります。

  • 7分袖 or 長袖のカットソー(薄手)
    →白衣の袖からチラ見えしてもOKなカラーを選ぶ(白・グレー・ネイビー)
  • UVカット機能付きカーディガン
    →冷え対策にも◎。院内・店舗内で温度調整しやすい
  • コットン素材のインナーTシャツ+白衣
    →吸湿性があり、汗冷えしにくい

\現場の声/
「朝は寒いけど昼は暑い!というときは、重ね着して途中で脱げる服が正解」
「職場に置きカーディガンをしています」

夏|汗・ニオイ・透け対策が最重要!

夏の薬局や病院内は空調が効いていても、「ピッキング中は汗が止まらない!」という日も。
また、白衣の下が透ける問題や、制汗・清涼感対策も意識する必要があります。

薬剤師の夏インナー選びのコツ

  • 吸汗速乾タイプのインナー(ユニクロのエアリズム系など)
    →白・ベージュ系を選ぶと透けにくい
  • インナータンク or 袖なしタイプ
    →半袖白衣の場合、袖から見えずスマート
  • 防臭・抗菌加工の素材
    →接客時のエチケットにも◎

夏コーデに取り入れたい工夫

  1. 速乾インナー+白衣で汗&透け対策
  2. 汗拭きシートや制汗スプレーを職場に常備
  3. 通気性のいい白衣素材(軽量・吸水速乾)を選ぶのも◎

冬|“冷えすぎ”を防ぐあったかレイヤー術

寒い冬でも、調剤室は意外と足元が冷えるもの。
また、病院勤務の薬剤師は長時間座ることも多く、足腰の冷えや血行不良が悩みになることも。

冬に活躍するアイテム

  • 🧣 発熱インナー/保温インナー
    →薄手タイプなら白衣に響かず、見た目スッキリ
  • 🧦 厚手のタイツ or ハイソックス
    →スカートスタイルとも相性◎。冷えやむくみ対策に
  • 🧥 白衣の下に着るニットベストや薄手フリース
    →ドラッグストア勤務や倉庫作業のある職場で人気

\派遣薬剤師にも/
「冬は白衣の下に機能性インナーを2枚重ねして調整しています」
「スカート派なので、裏起毛タイツで防寒してます!」

意外と見落としがち?薬剤師の“足元”対策

インナーと並んで重要なのが、靴下やシューズの選び方
むくみ・冷え・疲れを感じやすい“薬剤師の足元”を守るために、次のような工夫も有効です。

  • 👟 アーチサポート付きの機能靴下
    →長時間の立ち仕事に最適。ドラスト勤務の薬剤師にも◎
  • 🧦 白衣に合わせやすいカラー(白・グレー・黒)を選ぶ
    →派手すぎる柄や派手色はNGな職場も多いので注意
  • 🩴 シューズは滑りにくく、かつ通気性があるもの
    →夏はメッシュ系、冬は中敷き付きタイプにすると快適!

白衣インナーQ&A|薬剤師がよく気にする疑問に答えます

Q1:サンダルってNG?
→ナースシューズはOKとしているところや、転倒リスクを回避しているためNGとしているところもあります。職場によるので確認しましょう!

Q2:白衣の下にパーカーはあり?
→フードが白衣の外にでてしまいます。清潔感もなくなるので控えましょう。

服装も仕事のパフォーマンスを支える

薬剤師の仕事は、立ちっぱなし、しゃがみ込み、走り回り、座って記録――と、体を酷使する業務の連続。
その分、「白衣の下」にどんな服装をするかは、快適さ・清潔感・機能性のバランスが求められます。

季節や職場ごとの違いに合わせて、自分に合ったインナー選びができると、仕事のパフォーマンスも自然と上がっていくはず。
薬剤師という専門職にふさわしい“整った身だしなみ”で、心地よい毎日を送りましょう!

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