コラム

5年目女性薬剤師のリアル家計簿!調剤薬局からドラッグストアへの転職で年収はどれだけ変わる?

薬剤師として働き始めて5年目。大手調剤薬局で安定して働いていたものの、「年功序列で昇給ペースが緩やか」「趣味にお金を使いたい」と考える方は少なくありません。 この記事では、東京都内で働く女性薬剤師が、3年目に大手調剤薬局からドラッグストアの薬剤師へ転職し、現在のリアルな給与と家計の変化を紹介します。給与アップと趣味への支出を両立させる具体的な家計管理を見ていきましょう。

【Before】大手調剤薬局(3年目・東京都)時代の給与と家計

転職前の大手調剤薬局勤務時代は、基本給の低さから給与水準に物足りなさを感じていました。

収入内訳金額(月額)
基本給+諸手当(月収)30万円
ボーナス(年2回・3.4ヶ月分)74.8万円/年
年収合計(額面)434.8万円

転職前の詳細な支出内訳(手取り24万円)

支出内訳月額詳細
家賃7万円家賃補助あり、自己負担額
食費3.5万円自炊中心、週1〜2回の外食
日用品・雑費2万円日用品、医療費、消耗品など
通信費・水道光熱費1.5万円スマホ、Wi-Fi、電気、ガス、水道代
美容代1.5万円美容室代、化粧品など
交際費2万円飲み会、友人との食事など
趣味・娯楽2万円旅行、ライブ、映画など
自己投資(勉強など)1万円資格勉強、セミナー代など
貯金・投資3.5万円貯金やつみたてNISAなど
合計24万円

この頃のキャリアへの想い

「基本給の低さから貯金や趣味に回せる金額が少ない」と感じ、転職を決意。将来的には管理薬剤師になることも見据えて、現場の業務に集中しながら年収アップが期待できるドラッグストアの勤務薬剤師へ転職。

【After】ドラッグストア(5年目・東京都)管理薬剤師としての給与と家計

5年目でドラッグストアへ転職し、転職を機に管理薬剤師の経験も増えた場合の給与と家計の内訳です。基本給が高い水準にあるドラッグストアへ移ったこと、管理薬剤師になったことで、手取り額が大きく増加しました。

収入内訳金額(月額)
基本給+諸手当(管理薬剤師手当含む)(月収)36万円
ボーナス(年2回・3.4ヶ月分)78.2万円/年
年収合計(額面)510.2万円

転職後の詳細な支出内訳(手取り28万円)

手取り月収が4万円増加した分を、生活の質(QOL)向上と将来への備えに充てています。

支出内訳月額変化した点・詳細
家賃7万円家賃補助あり、自己負担額変更なし
食費4万円+5,000円 ランチやカフェの頻度アップ
日用品・雑費2万円変更なし
通信費・水道光熱費1.5万円変更なし
美容代2万円+5,000円
交際費2.5万円+5,000円
趣味・娯楽3万円+1万円 旅行資金を増額し、海外旅行も視野に
自己投資(勉強など)1.5万円+5,000円 キャリア形成のための講座などにも参加
貯金・投資4.5万円+1万円
合計28万円

転職で年収が75.4万円アップ!手取り増の使い道が明確に

年収(額面)が434.8万円から510.2万円へとアップしたことで、手取り月収も4万円増加しました。

  1. 実質的な家賃負担率が軽減: 家賃額は変わらないものの、手取りが増えたことで家賃負担の割合が減少。より経済的な余裕を感じられるようになりました。
  2. 旅行資金を強化: 趣味である旅行の積立額を月々2万円から3万円に増額。年間の旅行予算が大幅に増え、プライベートの満足度が大きく向上しました。
  3. 貯金とQOL向上を両立:貯金・投資額も月1万円の増額により将来への備えをしつつ、美容や交際費にも余裕を持たせることで、生活の質(QOL)と将来への備えの両方を実現しました。

まとめ:自分の望む「働き方」に合った転職先の選択が重要

今回の事例から、基本給水準が高いドラッグストアの勤務薬剤師へ転職することは、年収アップに非常に効果的だとわかります。

年収アップにより、生活の満足度を上げる趣味への支出を増やしつつ、将来のための貯金も並行して加速させることが可能になりました。

同じような悩みをお持ちの方は、ぜひ薬剤師転職のPharmily(ファーミリー)にご相談ください。 あなたの希望する年収、勤務地やキャリアプランに合った最適な求人をご紹介し、転職成功まで徹底的にサポートいたします。

薬ゼミが運営する薬ゼミキャリアサポート。 「薬剤師になった後もずっと皆さんを応援していきたい」 そんな思いから姉妹サービスPharmilyを開始しました。薬剤師になった後も、戻ってこられる場所、それがPharmilyです。キャリア相談、企業紹介、履歴書添削などご希望に合わせて柔軟に対応します。

詳しくはホームページXInstagramをご覧ください!

新着コラム