薬剤師国家試験合格後の免許申請までの流れをわかりやすく解説!
2026.03.18

薬剤師国家試験に合格すると、いよいよ薬剤師としてのキャリアがスタートします。しかし、国家試験に合格しただけでは、まだ薬剤師として業務を行うことはできません。薬剤師として働くためには、薬剤師免許の申請を行い、薬剤師名簿に登録される必要があります。
この記事では、薬剤師国家試験に合格した後に行う手続きについて、合格発表から薬剤師免許証交付までの流れを時系列で解説します。
目次
合格発表
2026年3月25日(水)、14時に、第111回薬剤師国家試験の合格発表が行われます。厚生労働省ホームページの「資格・試験情報」のページにて、合格者の受験地及び受験番号が掲載される形で発表されます。

▶合格発表
厚生労働省「資格・試験情報」ページはコチラ
合格証書が届く
合格発表日に、合格者に対し厚生労働省より「合格証書」が郵送されます。郵便事情により、到着まで3~7日かかる場合がありますが、1週間以上経過しても到着しない場合は、厚生労働省医薬食品局総務課試験免許係まで、必ず受験者本人が電話にて確認しましょう。
また、この合格証書は「薬剤師免許の申請」に必要となるため、大切に保管しておきましょう。万が一、破れたり、紛失したりした場合は、合格証書の再交付申請を行ってください。
| 就職にともない、引越しをする方も多いと思います。出願時(薬剤師国家試験の願書提出時)に記載した住所から合格発表日前後に転居する場合は、必ず郵便局にて転居届の手続きを行ってください。手続きを行わない場合、「宛先不明」として合格証書が返送されてしまうケースがあるので、ご注意ください。 |
▶合格証書が届かない場合
厚生労働省医薬食品局総務課試験免許係:03-5253-1111(内線2714、2715)
▶合格証書の再交付申請書
PDFはコチラ
Wordはコチラ
※2,500円分の収入印紙を貼付(消印しないように注意)しましょう
申請に必要な書類や持ち物を準備
合格証書を受け取ったら、薬剤師免許の申請に必要な書類や持ち物を準備しましょう。申請には、以下のものが必要となります。
【必要な書類・持ち物】
- 合格証書
- 薬剤師免許申請書(厚生労働省のHPや、試験会場で入手)
- 医師が発行した診断書(発行から1か月以内・診断書は厚生労働省の所定用紙をダウンロードして使用)
- 戸籍抄(謄)本または住民票の写し、もしくは住民票記載事項証明書(発行から6か月以内・コピー不可)
- 収入印紙30,000円分(登録免許税として申請書に貼付)
- 本人確認書類(運転免許証など)
※自治体によっては、このほか申請手数料が必要になる場合もあります。
※必要書類や受付方法は自治体によって異なる場合があるため、事前に厚生労働省HPの薬剤師免許申請受付窓口で確認しておくと安心です。
薬剤師免許の申請
薬剤師免許の申請は、住所地を管轄する保健所などの窓口で行い、必ず本人が出向き手続きしてください。
申請時には、事前に準備した書類(合格証書、薬剤師免許申請書、診断書、戸籍抄(謄)本)、収入印紙、本人確認書類(運転免許証など)を準備し、手続きしましょう。
▶申請書提出先
居住地の薬剤師免許申請受付窓口(詳しくはコチラ)
薬剤師名簿に登録完了
提出された申請書類は厚生労働省で審査され、問題がなければ薬剤師名簿に登録されます(申請から登録まで、約2か月かかります)。
この名簿登録が完了した日が、法律上「薬剤師として登録された日」となります。つまり、国家試験に合格した日ではなく、名簿に登録された日から薬剤師として業務を行うことができるようになります。
薬剤師免許証の交付
薬剤師免許証は、申請後すぐに交付されるわけではありません。通常は、申請から交付まで数か月程度かかります。特に国家試験後は申請が集中するため、最長で5か月程度かかることもあります。そのため、就職予定のある人は、合格後できるだけ早く申請を行うことが大切です。
登録済証明書について
薬剤師免許証が手元に届くまでの間でも、薬剤師名簿に登録されていれば薬剤師として勤務することは可能です。ただし、勤務先によっては名簿登録を証明する書類の提出が求められることがあります。その場合は「登録済証明書」を取得して対応するのが一般的です。
就職先が決まっている場合は、必要な手続きについて事前に確認しておくと安心です。
※登録済証明書が必要な方は、オンラインでの手続きが可能です。なお、手続きは申請者自身が行ってください。
▶登録済証明書発行手続き
厚生労働省HPの医師等免許登録確認システム(詳しくはコチラ)
まとめ
国家試験の合格はゴールではなく、薬剤師としてのスタートラインです。必要な手続きをしっかり行い、新しい一歩を踏み出しましょう。
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